サイレントカフェの『バリアフリー臨床美術ワークショップ』に参加しました。

アトリエ・ハコで定期的に行われる教室やワークショップは本当にさまざま。
イベント名をみて気になってはいても、果たしてどんな催しなのか?と興味を持ってくださっている方も多いかと思います。各イベントの主宰者はどんな方なのか、実際にワークショップではどんなことをするのか。イベント主宰者の皆さんからの協力を得て、今後不定期でイベント参加レポートを、このブログページに載せていきたいと思います。

第1回目はサイレント・カフェが主催する『バリアフリー臨床美術ワークショップ』です。アトリエ・ハコの運営をサポートしてくれている、森ちいが参加させていただきました!
以下レポートです。

☞ “臨床美術”というと、聞き慣れない言葉で、ちょっとハードルが高そうですが、いざ始まってみると、2時間プラスお茶の時間はあっという間でした!
この日のプログラムは「土偶作り」。土をこねこね、グイグイッ、マイ土偶の形に仕上げます。

サイレント・カフェは、「誰もが自己実現できる社会づくり」をミッションとした事業です。吉祥寺や三鷹で、耳の聞こえないスタッフが働き、バリアフリーのための多様性イベントを開催していました。残念なことにお店は現在お休み中ですが、そこで人気だったイベントの一つ、「バリアフリー臨床美術ワークショップ」を、今もこのアトリエ・ハコで体験することができます。

講師の菊池弘子先生はご自身も聾者ワークショップは、手話と説明用フリップを併用しておこなわれ、さらにパソコン画面で筆談を同時に表示する手法も取り入れます。そして、参加者は文字通り、老若男女。皆がめいめいに集中し、和やかに時間が過ぎていきます。というのも、このワークショプの核心は、一人ひとりが自分の思うものを形にすること、だからです。

そこに、うまい・下手は、ありません。

菊池先生のリードを受けながら、自分なりのものを形にする、その自由さと没頭が楽しく、どこか癒されるような余韻が残ります。
プログラムの内容は、さまざまな素材を使った絵や立体の創作で、多岐にわたります。
手話主導の参加しやすいイベントをお探しの方はもちろん、バリアフリーの少人数のイベントだからこそのゆっくりとしたコミュニケーションの輪に身を置きたい、そんな方に是非、おすすめします。

ちなみに、皆さん、「土偶」と「はにわ」の違いは、ご存知ですか?
はにわは、古墳にそえられたものでかなり大きなものも出土されているのに対して、土偶は、願いを込めた人形やお守りのような存在だったそうです。発掘されているものの中には、切手の大きさ(!)の土偶もあるそうですよ。

なぁんて、菊池先生から教わりながら、マイ土偶!持ち帰りました〜。
人は多かれ少なかれ、自分を守るためにバリアを築いているものです。特定のハンディキャップに対してではなく、まずは、自分を維持するために、すべての他者に対して!しかし、そのバリアをたまには、ゆるゆる揉んだり、ほぐしたり、崩したり、、、そんな時間が貴重でした。

『バリアフリー臨床美術ワークショップ』は、基本的に月1回開催しています。3月25日(日)のあとは4月22日(日)です。イベントページの情報も合わせてご覧下さいね。

  

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